K*の幻想世界

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【情報】小說《精靈の守り人》台灣終於代理囉!

《精靈の守り人》小說~
終於等到台灣出版社願意代理了!原作雖然是兒童文學,內文其實很多註解,不是困難的日文,不過對於我這沒學過日文的人還是有點障礙,希望尖端出版能夠翻譯的流暢完美。不過千萬別翻成輕小說類型,這是很棒的奇幻故事,希望能保留原作的世界觀。


消息來源:尖端出版討論區(轉貼)
Q:請問一下尖端出版社可否考慮出版上橋菜穗子老師的<守護人.旅人>系列的書?最近看了她的改篇動畫版,系列第一部的精靈守護人,非常精彩,是一部很出色的作品。所以希望 貴社能出版她的小說。

A:親愛的讀者您好:
《精靈の守り人》我們已取得版權囉,敬請期待!
至於詳細的出版時間,還請您隨時注意梅莫菲公告的出書訊息
發表發表於: 星期四 七月 26、2007 3:05 pm

手邊有日文檔,放上序章給有興趣的人預覽吧。


序章 皇子救出


 バルサが鳥影橋《とりかげばし》をわたっていたとき、皇族《おうぞく》の行列が、ちょうど一本上流の山影橋《やまかげばし》にさしかかっていたことが、バルサの運命をかえた。

  鳥影橋《とりかげばし》は平民用の、そまつなつり橋で、ところどころ板がくさりおちて、すきまから青弓川《あおゆみがわ》の流れがみえる。ふだんでもあま り氣持ちのよい光景ではないが、きょうは、ここのところ秋の長雨《ながあめ》がつづいたせいで川の水かさがふえ、茶色くにごった水が白くあわだちながら、 さかまいて流れていて、とくにおそろしい光景だった。

 すりきれた旅衣《たびごろも》をまとい、ずだ袋をみじかめの手槍《てやり》(短槍《た んそう》)にひっかけてかついだバルサは、しかし、眉ひとつうごかさずに、ゆらゆらゆれる鳥影橋《とりかげばし》をわたりはじめた。バルサは今年三十。さ して大がらではないが、筋肉のひきしまった柔軟なからだつきをしている。長いあぶらっけのない黑髮をうなじでたばね、化粧ひとつしていない顏は日にやけ て、すでに小じわがみえる。


 しかし、バルサを一目みた人は、まず、その目にひきつけられるだろう。その黑い瞳にはおどろくほど強い精氣《せ いき》があった。がっしりとしたあごとその目をみれば、バルサがよういに手玉にはとれぬ女であることがわかるはずだ。--そして、武術の心得のある者がみ れば、その手ごわさにも氣づくだろう。

 バルサは、風にたよりなくゆれる橋をすたすたとわたりながら、ちらりと上流をみた。そびえたつ山の肌 を、まっ赤に紅葉《こうよう》した紅葉《もみじ》があざやかにそめている。その紅葉のしたを、金の止め金を光らせた牛車《ぎっしゃ》が一台、二十人ほどの 從者にまもられながらすすんでいくのが、小さくみえた。

 西日のなかで、牛車にかけられた錦《にしき》と、金具がピカリ、ピカリと日をはじいてすすんでいく。牛車《ぎっしゃ》のさきにつけられた赤い旗が、乘る者の身份をしめしていた。


(第二皇子《おうじ》の行列か。山の離宮から都へかえる途中だね。)
  バルサは、たちどまってその行列をながめた。これだけはなれていれば、土下座をしなくとも罪にはなるまい。それに、ちょうど日は西にかたむいて背後から てっている。逆光のなかではバルサの姿など點にもみえないだろう。山陰《やまかげ》の紅葉のしたの行列は繪のようにうつくしかった。

 バルサは、この國のうまれではない。それに、けっしてわすれることのできぬある理由から、王とか帝とかいう者たちへの尊敬の念は、ほとんどもっていなかった。ただ、まるで一幅《いっぷく》の繪のような、一瞬のうつくしさにみとれていただけだった。

  が、つぎの瞬間、おもわぬことがおきた。がんじょうにつくられている皇家《おうけ》專用の山影橋《やまかげばし》のなかほどまで牛車《ぎっしゃ》がさしか かったとき、とつぜん、牛があばれはじめたのだ。ハミをひいていた從者《じゅうしゃ》の手をふりきって、牛は背をゆみなりにして、まえに、うしろに、蹄を けあげ、角をふりたて、あばれくるいながら暴走した。從者たちがとめるまもなく、牛車《ぎっしゃ》が大きくふりまわされるかたちで橫轉し、なかから小さな 人影が宙にとばされるのがみえた。

 人影が手足をばたばたさせながら谷川におちていく……。と、思ったときには、バルサは荷をおき、上衣《う わごろも》をぬいで、短槍の石突《いしづき》の金具に、ふところからだした卷繩《まきなわ》の先端の金具をカチリとつなぐと、短槍をビュッと岸になげてい た。短槍は一直線に岸にとび、ふかぶかと巖のあいだの地面につきささった。三、四人の從者が皇子《おうじ》をおって川にとびこんだのを目のはしにとらえな がら、バルサは繩をもって、だく流にとびこんだ。

 石疊《いしだたみ》にたたきつけられたような衝擊がきた。つかのま息がつまり、意識が遠く なった。バルサは、だく流にはげしくもまれながら、繩をたぐって、いったん手近の巖にのぼった。ぬれてまといつく髮をかきあげて、じっと目をこらすと、小 さな赤い物が流れてくるのがみえた。ひらひらと、その赤い物からときおり手がみえては、しずんでいる。

(氣絕していておくれ。たのむから、氣絕していておくれよ。)

  バルサはねんじて、見當をつけると、ふたたび激流にとびこんだ。流れにさからって泳ぎながら、ちょうど流されてたっする地點に皇子《おうじ》のからだがく るよう、バルサはぐいぐい水をかいていく。身をきるような冷たい水だった。ゴボゴボッと耳のおくで水音がなった。にごった水流のなかで、かろうじて皇子 《おうじ》の衣の赤い色だけがみえた。

 のばした手のなかを、皇子の衣のはしがすりぬけた。
 (しまった!)

 ほぞをかん だ瞬間、きみょうなことがおきた。まばたきするあいだほどの、ほんの一瞬、バルサは、からだがふわっと輕くなるのを感じた。あれほどあれくるっていた水の 流れがとまり、音さえもきえさり、どこまでもすきとおった青い空間のなかで靜止している。皇子《おうじ》の姿だけが、くっきりとみえた。なにがおきたのか わからぬままに、バルサは、ふたたび赤い衣に手をのばした。

 つかんだ、と思ったとたん、手がちぎれそうな衝擊がきた。たったいまのふしぎな一瞬は、夢にすぎなかったのか、はげしい水流がふたりのからだを木《こ》の葉《は》のようにもてあそんだ。

  渾身の力をこめてバルサは皇子《おうじ》のからだをひきよせ、その帶に繩の金具をかませた。こおりそうな水のなかで、かじかんだ手で、それだけのことがで きたのは奇跡にちかかった。バルサはまず、自分が繩をたどって岸まで泳いだ。からだがばらばらになりそうにつかれていたが、それから、ぐいっぐいっと繩を たぐって、ぐったりとうごかない皇子《おうじ》のからだをひっぱりよせた。

 ひきあげた皇子《おうじ》の顏は、まっ青だった。まだ、十一、二 歲ほどだろう。ありがたいことに、ねんじたとおり、おちた衝擊で氣絕したらしい。腹《はら》が水ぶくれしていなかった。バルサは活《かつ》をいれ、蘇生術 をほどこした。やがて、せきこむ音とともに、皇子《おうじ》の呼吸が回復した。
 (やれやれ。どうやら命はすくえたみたいだね。)

 バルサは、ため息をついた。だが、いまの彼女にはしりようもなかったが、これは、すべてのはじまりにすぎなかったのである。


 
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